Share Studiesのプロジェクトに参加するにあたって、下記の二つのテーマ記事を執筆していただきます。
- 自身の大学に関する生活や経験、専攻などの紹介
- 経験や成果物(留学・卒論・論文)の内容紹介
基本的な方針は、「Share Studies入門」記事で下記のようにまとめています。
①の記事は、自分自身が「大学」でどのように生活や経験(留学や特色ある活動等)をし、さらに所属する学部やそこで自身が学ぶ専攻や専門の紹介を「大学生」なら「高校生」に向けて、「大学院生」なら「大学生」に向けて発信してみましょう。
②の記事も基本的な読者像は一緒です。ただ、自分が特別に取り組んできた・いるもの、考えてきた・いるものがあれば、ぜひそのことを自己紹介を兼ねてまとめてみてください!
文字数は最低1000字程度が目安で、必要であればそれ以上の文字数でも構いません。執筆して頂く記事は、Share Study編集部で最低限、編集・校正を行い、記事執筆のサポートをさせて頂きます。

Share Studyの編集方針
Share Studyの方針を箇条書きでまとめたものが下記のものになります。
- メインテーマ
- あそび、ゆらぎ、むすび―ひらき、つなぎ
- 人からはじまる学問の見える化
- 運営方針
- 学び合い文化の熟成
- 人と知のネットワーク化
- 人からはじまる学問の見える化
- あそび、ゆらぎ、むすび―ひらき、つなぎ
- まじめにふまじめ・ふまじめにまじめ
下記の記事で詳しくまとめておりますので、ぜひご確認ください。
Share Studyの編集方針にあまりにも外れる内容の記事は公開をご遠慮いただく場合がございます。

Open Share Studyの記事執筆方法
Share Studiesに参加するにあたって「ポートフォリオ」と二つの「テーマ記事」を作成すれば、Share Studyで記事を自由に執筆することができます。
「自由」といっても、最低限、内容の確認等は編集部で行います。
執筆したい記事が思いついた際には、Trelloにアクセスし、記事タイトル案や概要を書いたカードを作成し、Share Study編集部メンバーにご連絡ください。連絡を受け、内容が確認でき次第、下書き用のGoogleドキュメントを作成致します。
テーマ記事の執筆
- 自身の大学に関する生活や経験、専攻などの紹介
- 経験や成果物(留学・卒論・論文)の内容紹介
テーマ記事の下書きは用Googleドキュメントは「Trello」の個人カード内にShare Study編集部が作成致します。下書きが作成されてない場合はお声がけください。できるだけ迅速に作成致します。
記事例
下記の二つはそれぞれのテーマでShare Study編集長としちるが執筆した記事です。いずれも2000字少々ですが、記事は最低1000字程度で構いません。執筆する際の確認としてご覧ください。
Share Studyが立ち上がる背景となった筑波大学の内容や僕が専門とするディスコース研究についてまとめております。
Share Study編集部が提案する読者像
また、テーマ記事では「大学生」か「大学院生以上」が書く場合でShare Study編集部側で提示する読者像があります。
大学生が執筆する場合
- 高校生だった頃の自分
- 高校・大学をはじめとした同期・先輩後輩
高校生のころには憧れだった大学生活でも、実際に経験することで感じることがそれぞれあるかと思います。「自分が高校生だったときに知っておきたかったこと」を学生の生の声として知ることができるのは大きな価値があります。また、他大学の学生、とりわけShare Studyに関わる学生が「実際には」どんなことを考えて学生生活を送っているか、知ってみたくはありませんか?
ぜひ、「大学生だから…」と臆せずに、自分の声で「大学や専攻」「活動や研究」していることを紹介してください!
大学院生以上が執筆する場合
- 大学生・大学院生だった頃の自分
- 高校・大学をはじめとした同期・先輩後輩
- 知的好奇心旺盛な一般の人々(特に親御さん、学校の先生)
- (Share Studyをはじめとした)サイエンスコミュニケーション的な取り組みを応援してくれる大人
「大学院生以上」になりますと、より中身の濃い「研究」や「活動」について語ることができるかと思います。ぜひ、「大学」でいったいぜんたい何をしているのかを一般に向けて発したり、これからを担う学生をはじめとした初学者に自分自身の生の声を発していただければと思います。
記事執筆のポイント
テーマ記事に関しては、大きくそのテーマから外さない内容であれば基本的になんでも構いません。が、記事を書くにあたっていくつかポイントがあります。それをまとめましょう!
タイトルに概要をまとめて少しキャッチーなフレーズを付ける
Web記事は「タイトル」で読むかどうかが決まると言っても過言ではありません。記事の内容しかり、タイトルしかり、キャッチ画像しかり、自分が「誰にどんな内容をどのように伝えたいのか」を意識しないことには、読者にとって読みにくい記事となってしまいます。
ある意味では論文と同じです。タイトルに「すべて」を込めましょう!
導入文が命!
無数にあるネット上の情報から、読者に届くタイトルから記事を読んでもらいました。しかし、導入文で「何が言いたいのかわからない」、あやふやな内容や弱々しい語り口、またはやたらと助長な前置きがあると、読者によってはすぐに記事から離脱してしまいます。
こうしたことを防ぎ、少しでも中身のある文章を読んでもらうためには、読まれる「導入文」を丁寧に書くことをぜひ意識してみてください。
「あなただったらどう読むか?」
「あなたの友人・知人・後輩・先輩ならどう読むか?」
具体的な人格を持った読者を思い浮かべるのコツです!
見出しを付けてリズミカルにまとめる
「見出し」とは上記のような目次になるものです。Web上の文章は基本的にじっくり読むものには向きません。「伝えたい内容を伝える」ためには、「読みやすい」文章であることがポイントです。
そこで、「見出し」をつけることで一段落内にメッセージがまとまった文章を書き、文章にリズムを付けるようにしてみましょう!
文章はなるべく短く・簡潔に
見出しは記事全体の「リズム」の話ですが、一つひとつの文章にも「リズム」があります。
「自分では分かるように書いているつもり」でも、他人から見ると「何を言っているか分からない」ということはままあります。かくいう僕も文章が長くなる癖があります。意識しないと一文が長文になりがちですが、なるべく「短く・簡潔に」と意識して文章のリズムや読みやすさを向上できるように気をつけています。
具体的には以下のことを意識してみましょう。
- やたら修飾語を付けない
- 伝えたい内容を短く強調する
- 印刷し、声に出して読んでみる
3つ目にあげた「印刷して声に出して読む」は、Web記事を書くにあたって意外に効果的です。
一度、紙に落とし込んでじっくり読んで見ると俯瞰的に自分の文章を読むきっかけになります。ぜひお試しを!
Open Share Studyの狙い―サイエンスコミュニケーションの実践と練習
個人でブログやサイトを構築することはできますが、Share Studyを半オープン化させているのはそうした障壁を緩和しつつ、価値ある情報の発信と学びを深めるきっかけになることを目指しているからです。あくまで「Share Study」の記事はShare Studyの編集部で作成するのですが、Share Studyは単に情報を集めるのではなく、「人が交差する」ことを意識的に行っています。
そこで、「ポートフォリオ」を作成し、その「個人」の勉強・研究・実践において考えていること・行っていることを示していく場を提供することで、Share Studyの参加者であり、読者となる関係性を作りたいと考えています。
良い読者であれれば良い執筆者に、ましな執筆者であるほどよりましな読者になれる関係があるでしょう。よりましになるには、単に自分の頭で考えているだけでは限界があります。ぜひ、Share Studiesでの取り組みを通じて、より広く深い知見を得たり、議論をするきっかけになれば幸いです。これが、「サイエンスコミュニケーションの実践と練習」が意味するところです。
おわりに
以上の点を意識して頂いて、テーマ記事を書いて頂ければ、Facebookグループ「Share Studies」に招待致します。
正直、ここまでの作業を行うのは大変めんどくさいことかと思います。ですが、このような大変めんどくさいことをしてでも、これからの学びに向けた議論を積み重ねることに価値を持つ方はとても貴重だとも思うのです。
ぜひぜひ、継続的に議論を続け、時に実践にも落とし込んでいきましょう!
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