文化部の活動内容

Share Studyは「学び合う文化を熟成させる」ことをひとつの目標に据えています。「社会を変える」のではなく「文化をつくる」、つくって終わるのではなく、さらに混ぜて溶け合って新しいものを生み出す対流を引き起こしていきたいと考えているのです。

しかし、そもそも文化とはなんなのでしょうか?

Share Studyにおける文化

文化人類学の父エドワード・タイラー(1962)は、文化とは「知識、信仰、芸術、道徳、法律、慣習など人々によって習得されたすべての能力と習慣の複合総体」だと述べています。

またはこのような捉え方もあります。

文化とは自分の所属している集団、自分の居住としている地域などでは「あたりまえ」とされている共通の「考え方」「行動の仕方」「ものの見方」「対処の仕方」であり、 ある状況においてどのように振る舞えばいいのかについて瞬時に判断するときに個々人が知らず知らずに基準としてとらえているルールのようなものの集大成といえよう。

他にも氷山モデルとしての「表層文化」と「深層文化」や、「境界」を持った領域のあるものという考え方などさまざまなものがありますよね。

しかし、文化を歴史的に捉えようとすると各々の領域を持った静的なものであるというよりも、動的に絶えず影響を与え受ける関係にあるものなのではないでしょうか?

とすれば、文化とは一定の領域を持ちつつも動的に変化し続けるものです。

言うなれば、連続のコミュニケーション(存在のレベルから)によって作られ続け、壊され続けてもいる、一定の「価値観」と考えることができる、のかもしれません。

学び合いの文化を熟成させる

では、学び合いの文化を熟成させるというのはいかなる意味を持つのでしょうか?

一言でいえば、それは学問が根底として持ってきた「真理の探求」やそのモチベーションとなる各々の「問題意識」、そして「創造性」を基底として持った学び合いの文化、つまり学問の文化をより良く広めていくということを意味しています。

ちょっと小難しく聞こえるかもしれませんが、もっと大胆に一言でまとめると「無知の知を大事にして謙虚に学びを深めていこう」ということです。

暮らしに寄りそった文化としての学び

「学問」と聞くと、少し固い、人によっては縁のない世界にあるのではないかと思います。

今までの学問を伝える活動はそんな固さを発信する側、つまり研究者側も維持したままでありすぎてしまい、比較的厳密だけど上手く伝わらなかった側面があると考えています。

そこで、押し付けがましくするのではなく、それぞれの「暮らし」に寄りそった形で、さりげなく、かつワクワクするものとしての「楽しい」学びを発信していきたいと考えているんです。

最後に

そんな、大層な理想を抱えつつ、さまざまな人々が関わりお互いの価値観を揺らしことを促進していけるような活動をしていきます。

まだまだ模索段階です。

現在は試しに「文化のみ」というオンライン飲み会を開いています。

ちょっとずつ、ちょっとずつ、さりげなく、楽しく、意義深い。

そんな「学び合いの文化」を生み出していくのが文化部の活動です。